もしかしてEDと思ったら

彼女と行為中、最初は元気だったのにだんだん萎えていくといったことはないでしょうか。それが「また起きたらどうしよう」と考えてしまい余計に症状が悪化し、最終的には立たなくなることも・・・。それは心因性EDかもしれません。今回はEDの原因と改善策について紹介します。

心因性EDとは

体の機能に問題はないのに、心理的な要因から起こるEDのことです。うつ病のような精神疾患だけではなく、仕事や家庭でのストレス、女性との失敗体験がトラウマとなど、原因は人によって異なります。心因性EDの場合、自分でどうにかしようとして、かえって焦りや緊張が出てしまい失敗するケースが多く見られます。失敗が続くと「今度もダメだろう」という不安感につながりかねません。
EDは男性だけではなく、女性も「自分に魅力がないからだ」と不安になります。1人で解決しようとせず、パートナーに打ち明けて、解決へ行動していくことが大切ではないでしょうか。

心因性EDの改善方法

ED治療薬を服用する

心因性EDに処方されるバイアグラやシアリス、レビトラといったED治療薬が有効です。ED治療薬を服用して性行為に臨むことで「薬を飲んでいるから大丈夫」と安心感がうまれます。とくに性行為に対して不安がある場合、この安心感が自信へつながるでしょう。ED治療薬を服用しての性行為がうまくいくと、その後はED治療薬がなくても性行為がうまくいくようになります。
ED治療薬は医師からの処方が必要です。医師から適切な指示のもと服用すること。通販でED治療薬を入手することは健康に害を与える恐れがあり大変危険なのでやめておきましょう。

心理療法

強い不安やトラウマ、性行為への嫌悪感などからED治療薬を服用しても効果が十分ではないケースも。そのような場合はカウンセリングといった心理的なアプローチを行う治療もあります。
カウンセリングは時間をかけて解決に向かうため、即効性はありませんが、ED治療薬で効果がなかった方でも改善される例もあります。

心因性ED以外のED

中高年からのEDに多いのが、血管や神経に問題が生じて起こる器質性EDや、服用している薬が原因の薬剤性EDがあります。EDにはさまざまな原因がありますので、医療機関へ診察を受けることをおすすめします。

20~30代に多いといわれる心因性EDについて解説しました。「若いから」「一時的なものだから」ではなく、パートナーとの今後の関係のためにも自覚があるのなら医師に診断を受けるようにしましょう。