男性は特に気を付けたいメタボリックシンドローム

メタボリックシンドロームとは

メタボリックシンドロームとは、内臓に脂肪がつく内臓脂肪性肥満にさらに高血糖や高血圧、脂質異常といった症状が合併している状態です。
そのため診断基準として腹囲を測りますが、太っている人がメタボリックシンドロームというわけではありません。

メタボリックシンドロームは生活習慣病を起こしやすい状態にあり、心筋梗塞や心臓発作を引き起こす動脈硬化の進行を早める危険もあります。
生活習慣病でもありますから、毎日の心がけが大切です。

メタボリックシンドロームの原因

メタボメタボリックシンドロームが発症するのは生活習慣が原因といわれています。
まずは食生活です。
日本人の食生活は洋風化し、それにより野菜不足でなおかつ脂肪分の多い食事に変わっています。

また、仕事が忙しいと食生活が乱れたり栄養バランスが乱れたりしがちです。
飲み会でお酒を飲むことも多く、こういったことがメタボリックシンドロームを引き起こします。

次にストレスや生活習慣の乱れも原因です。
運動不足で睡眠時間が短かったり不規則になったりするとストレスも溜まりやすくなります。
こういった状態はメタボリックシンドロームになりやすいです。

メタボリックシンドロームの予防

メタボリックシンドロームの予防は毎日の心がけが大切になってきます。
食事や生活の見直しをし、少しでも規則正しいものにするだけでも効果は大きいです。

例えば、食事もカロリーを気にしたり、塩分を気にしたり、和食を心がけたりすることでも変わってきます。
毎日すべての食事を正しい栄養計算で用意するのは難しいですから一週間単位でうまく栄養を補ったりカロリーを調整したりするとうまくバランスが取れておすすめです。
特に味の濃さや脂の少ない食事は慣れるまで物足りないですが少しずつ慣らしていく必要があります。

また、お酒やたばこも適度な量を心がけることが大切です。
習慣的になっている人は量や時間を限定するようにするだけでも違ってきます。
特にお酒は食べ合わせも気を付けると効果が出やすいです。

基礎代謝が落ちている人が多いので適度な運動を心がける必要もあります。
週に2回から3回は有酸素運動を行うと筋肉量が上がり基礎代謝は上がりやすいです。
家庭で筋トレをしたり、できるだけ階段を利用したりすることも効果があります。